2025/03/21
3/21から22に鳥取、そして23に京都に行ってきた。(家族に連れてってもらっただけだけど。)
https://15km.jp/15KB/posts/2025-02-23/に書いたように親族の写った写真をたくさん撮ったので、このブログに乗せられる写真は多くない。けれど、料理の写真は出された時にぽちっと撮ってるので、しっかりとした料理はほぼ全て乗せられるはずで、それだけでも少なくない量になるはず。
私と家族は車で鳥取に向かった。
途中の蒜山高原サービスエリアで雪が残っていて、それの写真を撮っている
誰かが作った雪だるまが残っていた。
出雲空港で祖父母を乗せて、出雲大社に行った。
軽く参って、宝物殿(神祜殿)に入った。これが、想像よりも広くて見応えがあった。一部屋くらいなのかと思ったら、二階まであって、大きな木の柱や屋根の断面の模型、勾玉や日本刀まであった。
二階から一回の柱を見下ろせたりした。天井にも飾られていた。結構裏から見れる展示が多かったのも良かった。
その後ゆっくりと駐車場の方へ有名なしめ縄や池などを眺めながら戻った。
境内の建物

境界の景色
でかいしめ縄の柱のつくり
消火設備

砂利
でかいしめ縄の施設は手前に結婚式場があって(本殿への参道を挟んだ反対側にも施設がある)皇族の方の結婚のときの記念にうさぎがいるとか言っていた。うさぎを置くくらいなもんで、看板もかなりモダン。後ろのお土産屋の形も嫌いじゃない。
出雲大社を立って、昼食を食べに日御碕の海道を進んだ。この海道、[昨年(R6年)7月の豪雨で崩落していたよう](で、迂回路が作られていて、一部交互通行になっていたりした。出雲市のホームページによると、9/7に一般車両が、12/24からは大型車両も通行可能になっていてたらしい(孤立状態はその月にもう解消されてたっぽいhttps://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20240830/4030019841.html)。
海道はずっと動画を撮っていて、写真はない。(切り出せばいいんだけど面倒で……)

そして、昼は花房というところで海鮮を食べた。

海鮮丼。サザエか何かを乗せていた気がする。他の人はいくら乗っているやつにしていたりした。
これの他にも魚を頼んでいた気がしたんだけど、テーブルの遠くのほうで取り分けていたので写真がない。誰かが持ってると思うんだけどな。のどぐろだかなんだか。忘れちゃったけど。それも美味しかった。貝は結構大きいけど一口で食べちゃった。美味しかった。
そういえば祖母からご飯を、妹からいくらをもらって、結局いくらも食べたのを思い出した。
1.5杯くらい食べてとても満足。
このあとは、近くにある(というか食堂のほうが近くにあるのかも知れないけれど)日御碕灯台に行った。この灯台は日本一高い石造りの灯台とのことで、なんと登れるらしい。行ったときはちょうど前後数日メンテナンスで登れなかった。計画をねっていた家族もまさか登れる灯台だとは思わなかった、と言っていた。幸い晴れていて、真っ白な灯台がよく映えていた。
これが日御碕灯台
海岸線の岸壁沿いもちょっと歩いたのだけれど、とても風が強くてものの数秒で逃げ帰った。東大の写真を撮ったところは奥まっているのでそこまで風が強くない。
近くに日御碕神社というのがあって、車でちらりと見えるのだけれど、結構立派そうで行ってみたかった。皆が灯台を見ているうちに行けないかと試したのだけれど、思ったよりも離れていて断念した。次出雲に行くことがあったら訪れてみたい。
灯台で休憩した後、海道を戻って松江城へ向かった。ちなみに宿泊するのもこの灯台が見えるホテルだったので、この海道を私は3往復した(今日は1.5往復、明日も1.5往復する。)。ところが、松江城は強風のため入ることができなかった。
敢え無くゆっくりと宿へ向かうことへ。もう一方の家族が宿に到着する時間に合わせて向かう。
途中、休憩で道の駅 秋鹿なぎさ公園に寄った。そこまで混雑しているわけではなく、観光案内所や公民館みたいな感じで、二階には湖を見渡せるカフェがあり、そこの売店しじみとか買っていた。
宿は星野リゾートの出雲 界というホテルに泊まった。ロケーションはとても良く、料理も施設もかなりいい。細かいところまで完璧というわけじゃないけれど、なかなか良かった。もう一回行ってもいい。
もう一方の家族より先について、小さなショップを見たり雑談して待っていた。
両方ついたらチェックイン。
部屋は動画を撮っていて、切り出したものから乗せれるものを何枚か置いておく。(怠惰な人間なので身内に共有したやつから使えるやつだけ取ってくる)




いい眺め。
その後は片付けをちょっとしていたらもう夕食の時間。予約を取り直したので遅い時間が埋まっていたとのこと。
夕食は和風だけれどかなり(私基準で)かなり攻めた感じ。純粋な和食ではない。ホテル自体、洋風ホテルに和の要素を取り入れました、という感じなので、合っていると思う。洋風ホテルでも和食寄りな夕食が食べたい派の人間なので。どの皿も一品はちょっと変わったものを入れていて、しかしどれも全体の料理に合っていてとても良かった。結局メインは会話なのでね。会話が弾む料理かという観点ではかなり点数高いんじゃないかしら。ちょっとあれだったものとしては、小鍋の味付けがとても濃くて、これは要らなかったんじゃないかと思う。
ドリンクは別で頼む感じだった。今回お酒は飲まなかったのだけれど、ジンジャーエールは美味しかった。料理に合うかと言われると、合わないんだけど。また、カクテルを模したノンアルコールのジュースがあり、これはとても評価したい。同じような見た目でアルコールありとなしがあるのがよい。親戚一同とかだと私を含め、大体酒飲めない人何人かいるんでね。ちなみにカクテルをもしたジュースはいくつかのんだけどどれも美味しかった。料理に合うか……?合わないね。これはもうしょうがない。お茶でも飲んどけって話。
ということで、以下夕食の写真。献立がぶれてて読めないw


最初にこういうのがでてくるの話のきっかけになるのでよい。
先付けは出雲そばの薯蕷寄せ
煮物椀。桜餅の海老射込み、蚕豆?のかき揚げ、茸、桜花。
普通に美味しい。出汁に餅ってそれ雑煮みたいなもんだし、桜餅ってちょっとしょっぱいのでそれがまたよい(酒を飲まない人間からするとちょっとしょっぱすぎる気もしたが、若く一日疲れた体には沁みた)。見た目もかわいいし、これかなり好き。こんなの自分で作れたらなぁ…。
宝楽盛り。上の段にはお造り取り合わせ。下の段には八寸と酢の物。八寸には、海老松風、北寄貝 酢味噌掛け、サーモン棒寿司、菜の花利休和え、五色饅頭、合鴨ロース 筏?巻き、順才。酢の物は糸もずく酢。
調べたら、宝楽盛りは星野リゾートの名物らしい。どの宿でも出て、それぞれ色々違って面白いらしい。個人的にはジュンサイが良かったかな。帰ってから、海老松風ってそういう料理があるんだ、とか利休和えってごま和えのことなのか、とか調べてはえーってなってる。うまし。

揚げ物。白魚の四彩揚げ、甘鯛の桜花揚げ、野菜天麩羅 塩レモン。
左のやつが甘鯛の桜花揚げなのかな()。

蓋物は、金目鯛と湯葉の翡翠蒸し 銀餡。
ここでいう銀餡って、表面に薄くかかっている餡らしい。銀餡自体は薄い必要は無いけれど、銀色に光っていないと銀餡じゃないと思うので、薄い色で光沢がある感じの餡である必要はありそう。色が濃い餡は鼈甲餡というらしい。
小鍋。和牛と十六島海苔(うっぷるいって読むらしい)の小鍋
これが味が濃かったって言っていたやつ。誰かにあげちゃおうと思ったんだけど、結局食べた。味が濃いってだけでまずいというわけではないし、たくさんご飯を食べたからね。逆に肉がないといけない人間もいるんだろうなぁと思っている。

食事って名前にしてるんだという感じ。経験が少ないから分からないけれど、こういう名前なもんなのかな。食事と言うと全体で食事というイメージがあった。で、生姜と三つ葉の土鍋ご飯、留椀 香の物。香の物はまとめてどっかに置いてあったのかな。これも忘れてしまった。次の日の朝食が付け合せがたくさんで(ネタバレ)、そっちで食べたのかこっちで食べたのかもう覚えていない(今2025/04/12、これ書いてるの三日目くらいだと思う。)。
生姜と三つ葉の土鍋ご飯、これは美味しかった。お米も炊き具合も味もよい。留椀も良いんじゃないでしょうか。私だけで土鍋ひとつ分くらい食べてしまった。逆に他の人はよく生きていけるな、ってくらいしか食べていなかった。これにより私の大食漢ぶりが隠蔽されて二日目何度もご飯のおかわりをもらいに行くことになったんだけど(ネタバレと言うか22日に書く内容が減るんだよね)。
甘味は、「ぶどう神話」(島根ワイナリー)といちじくのサバラン仕立てとのこと。シロップだけで行ける、と言ってシロップだけ飲んでた人もいた。誕生日が近い人がいて(それに合わせて企画したというのもあるとおもうんだけど)、その人のは豪華になっていた。我々は別に何も言っていないし、何なら数時間前のチェックイン時にそれぞれの部屋に泊まる人の生年月日を書いた(キャンペーンかなんかだった気もする。普通そんなの要らない気がするし。)だけで、これをやってくれるのは流石。普通に嬉しい。
あとは食べて記念写真を撮ってってしてお開き。
このあとはお風呂に入って出たところにあるジンジャーエール(生姜のなにかだったのは覚えているけどエールだったのかは覚えていない)やアイスを食べたり、シャワーを浴びたり神楽を見たり、コーヒーやお茶、本があるラウンジでゆったりしたり、ライトアップされている灯台を眺めたり、コードを書いたり?、各々ゆったり過ごして就寝。
この中で、ラウンジ(かたわれテラスというテラスに併設されたトラベルライブラリーという本が置いてあったりお茶やコーヒーがセルフで飲めるところ)がとてもいいところで、ちょうど我々しかいなかったので写真を撮っている。
モノクロの輪郭に注目した大判の写真集が置いてあって、それがとても面白かった。写真集、良いな……(明らかに沼))。他にも近隣の観光や文化関連の本や、祭りについての英語の本や、日本料理の紹介など、色々あった。最高の空間過ぎてなぜ人は家にコーヒーメーカーを置きこのような雑然としていない空間を作りたがるのか理解してしまった。
この日はもう一枚だけ写真を撮っている。
これは私の部屋じゃなくて灯台が見える方の部屋からとった写真。このホテル、灯台側(日没側)に面した部屋と日が昇る側へ面する部屋の二種類ある。私が寝たのは日が昇る側だった。
ラウンジでゆったりしたらもういい時間だったので就寝。