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公開:

2025/03/22

 出雲旅行二日目。

 朝食前に、朝一番で電車で瀬戸内側に出る2人を駅まで送って帰ってきた。(私は車に乗っていただけだけど。)
 戻ってきた時はちょうどギリギリ。
木目調のテーブル上に、中央には半分に折られてあさごはんと書かれた部分だけ見えるようになっているお品書きが、右側には見切れてお手拭きがある。
お品書きを開いたところ。本日の焼き魚、卵焼き、昆布梅、界の牛しぐれ、彩りなます、豆腐、厚焼き、あご野焼き、赤天、あらめ磯鍋、白米、しじみ汁、香の物、ヨーグルトとのこと。
一つのお盆に乗ってやってきた。左上に横長の台があって三皿練り物系が並んでいる。その右側にはヨーグルト、取り皿。上から2列目は左から順に豆腐、本日の焼き魚(鯛っぽい色)と厚焼き、磯鍋用の取り皿。いちばん下の列はご飯、なますや牛しぐれなど、味噌汁。
 昨日のに書いてしまったけれど、どれも結構ご飯が進む味で、ご飯を何度もお代わりしてしまった。あまり興味がなくて磯鍋は写真撮っていなかった。美味しくないわけではなかった。味は薄くていいけど。

 食べてちょっとしたら、チェックアウト。
 今日は足立美術館に向かう。
 道中で、瀬戸内側に向かっていた組から倒木で電車が止まってしまったという話が出た。どちらにせよ足立美術館までは道がたいして変わらないので、足立美術館に着くまでに動かなかったら足立美術館に寄らずにそちらに向かおうという話になった。3時間ほどで再開し、彼らは元々の倍の時間電車に乗っていたっぽい。
 我々は足立美術館で庭や器、横山大観の画などを見たり、庭が見えるカフェのようなところでお昼を食べたりした。夜は京都(私は大阪の自宅)なので、その時間に間に合うように、結局そこそこ早くに出る必要があった。というよりも、足立美術館が見るものが相当多い。丸一日覚悟した方がいい。
足立美術館の一角

 岡山で京都に向かう組は車を降りて、車は電車組に回った。自由席を結構ギリギリに取ったのだけれど、乗車率が100%越えだった。購入前に指定席も見たんだけどほぼ満席で、近くに三人は厳しかったので諦めた。本当は早めに指定席を取っておけばよかったんだけれど、普段大阪や名古屋、品川なんかの多くの人が降りる駅で、しかも混む方向と逆方面に向かうことがほとんどなので、新幹線が混んでいる、という経験がほとんどなかったのが敗因。しかし、私の偶然の天才的な誘導により三人とも座れたのでぎりぎりなんとかなった。(同行していたのが結構な年だったので座らないというのは無理があった)
 京都駅近くの宿だったのだけれど、南北を間違えて一回に降りてしまったのだけれど、すぐに気づいて引き返し、無事宿に着いた。なんとかなって本当によかった。数人でいても引き返せるとなると、道間違える人間としての技能はもう十分なんじゃないかしら(驕り)。

 その後は、京都の百貨店やヨドバシカメラなどを覗いて、烏丸まで登って、書店とか冷やかしながら結局西院かどっかで阪急に乗って大阪に帰った。
東本願寺の門の一つかな



 23日も京都。