2025/04/09
BluditからHugoへの移行が大体終わった。
Bluditの使い心地はかなり良かったのだけれど、
- JPEG XLとかAV1(webp)などの新しめのファイル形式に対応していない
- セキュリティ的に不安がある
- 更新頻度が低い
などの理由で、Hugoへ乗り換えることにした。
Hugoは何度か触ったことがあったので、かなりすんなりと移行することができた。昔さわったときよりもドキュメント面も使い勝手も向上している気がする。さわってたのはv0.100くらいだった記憶。もうv1に乗ってるかと思ったらまだ乗っていなかった。
hugo new themeで空のテーマを作って、Bluditの方で使っていたPopeyeをおおよそ再現する形で書いた。書いたと言ってもPopeyeもほぼ空のテーマなので構造自体はほぼ変わらず何行か書き足したり消したりするくらいで済んだ。CSSはまっさらだったので記事を移行しつつ書いて数日かかった。
Geminiに頼んで実行するだけでサーバーにデプロイしてくれるスクリプトも書いてもらったので./deploy.shを実行するだけでrsyncでアップロードされる。(ちなみにMac/Linuxでしか実行できない。)
あとは、デフォルトのシンタックスハイライトを無効化している。デフォルトのシンタックスハイライトより以前Bluditの方で書いたShikiの方が精度が高かったのとShikiで入ってるテーマのOne Dark Proが結構気に入っていること、そして、Bluditの方で書いたコードがそのまま移植できることから、こっちを使うことにした。
記事の移行はそこそこ大変だった。最初の頃はBluditのWYSIWYGなウェブエディタで編集したのがhtmlの形式で保存されていて、最後の方はMarkdownを保存するようにしていた。htmlは全部Markdownに書き下して、最後の方のMarkdownもそこかしこにhtmlタグが入り込んでいるので(Bluditのパーサーはhtmlタグ書くとなんでも埋め込めていたので多用していた。)これも書き下して、タイトルや作成日をコピペする作業を百記事くらいやった。本当に肩が凝った。他人の無駄な作業を見ていてどうしてそんなことをしているんだろうか、って思うこともあるけれど、実際自分でもやっていることに気付いて、どうしてそんなことをしているんだろうか、となった。ただ、自分だとより良い方法が見つからないので、地道に手作業でやった。大変だった。
というわけでおおよそ完成したのだけれど、フォントどれがいいのか分からなくて、色々試している。もうしばらくあれこれ試してみようとおもっている。(レスポンシブ対応も放棄している)あと検索機能を実装したい。これもBluditで不満に思っていたところなので。
このブログよりも他に色々とやらないといけないことがあるのだけれど、この移行が現実逃避としてとてもうまく機能してしまっている。向き合わねばいけないのは分かっているんだけれど、なかなか。どうにかしないとなぁ。
ともかく、今までお世話になったBluditとその作者の方@dignajarにとても感謝。
そしてこれからはHugo、テーマの作成時に参考にPaperModにお世話になる。長く続けばいいんだけど。
また、3/12以降も色々と投稿するべきものがあるので、少しずつ投稿していこうと思う。